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 国道8号柏崎バイパス事業促進協議会(会長・西川市長)の平成10年度総会が29日、市民会館第一会議室で開かれ、事業を進めている建設省長岡国道工事事務所が関係町内会の代表らに今年の事業計画を説明した。それによると、半田地区では盛り土など道路工事に着手し、国道252号―353号間2.6キロは14年度に車両の通行が出来るようにしたいとした。

 8号バイパスは、現国道の慢性的な渋滞を解消するとともに、都市機能の活性化や沿線地域の整備を目的にしている。市内長崎から鯨波まで、現国道と北陸自動車道との中間に延長11キロ、幅員28メートルの新しい4車線道路を整備する計画。平成元年に都市計画決定(建設省認可)され、測量や用地の交渉が進められている。このうち生活環境への懸念から、一時は話し合いが平行線となった剣野地区も昨年3月に建設省が示した半地下方式を受け入れ。昨年暮れには設計協議が終了して用地測量のための幅杭が打たれるなど、全線の完成に向けて大きく前進した。

 あいさつに立った西川市長は、計画から10年の節目を迎えたことにふれながら「車と人が往来するバイパスの1日も早い実現を」と強調。公共事業抑制の中で前年より多い25億7,600万円の予算付けがされたことを紹介し、さらに景気対策による追加にも期待を示した。

 9年度会計報告、10年度事業計画の審議に続いて、建設省が今年の事業予定を説明。これによると、国道252号―353号間では半田地内で盛り土などの道路工事や排水工事に着手。また信越線の陸橋と252号の立体交差をどのような工法で進めていくかの検討を行い、両国道間の14年度完成に向けて前進させたいとした。

 一方、鯨波方面の西部地区では用地買収を行う。252号から東の地域では県が進めている鯖石川の河川改修に合わせて、豊田橋付近の設計協議に入りたいとしている。

 質疑応答では、後半に事業が進められることになっている東側の複数の町内会関係者から「今後の年次的なスケジュールや見通しを示してもらいたい」との強い要望が出された。

(1998/ 5/30)

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