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広域基幹林道・黒姫山線が事業着手
 市内水上から黒姫山の中腹を通り、高柳町岡野町に至る広域基幹林道黒姫山線(延長16.4キロ)の開設にこのほど国の予算がつき、今年度は基本計画の策定や一部調査測量などが行われる。総事業費は現段階で約31億円。15年後の完成を目標に事業を進めていく。

 柏崎市、高柳町、小国町、越路町では平成四年度、林業作業の効率化と地域間の交流、防災機能の強化、さらに山や森林が人の心や体に与える効能の発揮などを目的に、広域基幹林道八石山線・黒姫山線の推進協議会(会長・牧野功平小国町長)を結成。このうち八石山線(一般県道田代小国線石川峠―主要地方道柏崎小国線塚山峠)の17.7キロは7年度に工事着手。9年度には黒姫山線も国の採択を得た。

 黒姫山線の計画路線は別図の通り。起点の水上からは比較的緩やかな勾配で標高約450メートルの中腹まで上り、高柳町岡野町に下る。幅員は林道としては広い5メートルになる。黒姫山の柏崎・高柳側双方とも地域の人たちによる植林が盛んな所で、幅員の狭い作業道も何本か走っているが、いずれも行き止まりで、結ぶルートはなく、作業効率の向上に大きな効果が期待される。また高柳町の終点近くにはじょんのび村やこども自然王国があり、既存の登山道とも接続させ、森林レクリエーションへの活用も見込まれている。

 事業主体は県の長岡林業事務所。今年度の予算は約3,600万円で、基本計画の策定や11年度に実際の工事に入るための測量や設計が行われる予定だ。

 市内野田―与板を結ぶ県道柿崎小国線の南側に、野田・鵜川地区と南鯖石・高柳地区とを結ぶ道は国道353号までなく、基幹林道はその中間に位置する。水上地内では広域農道の工事も進んでおり、将来的には柏崎刈羽南部地域の幹線道路としての期待も基幹林道に寄せられている。

(1998/ 7/ 4)

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