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綾子舞会館 来春オ−プン
 市が今年度、市内鵜川の女谷地内で伝統文化活用型交流促進施設「仮称・綾子舞会館」の建設を進めていく。同施設は同地区に伝わる国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」を軸に、周辺の静雅園、芝生広場などと連携し、多目的な利用を目指す。このほど現地で関係者による安全祈願祭が行われ、本格着工した。

 同施設は伝承芸能の綾子舞などを通して、都市との交流を図り、情報の受発信によって地域の活性化をねらう。併せて、地元特産品の販売機会の確保に期待するとともに、綾子舞の衣装、道具などを公開展示し、より多くの理解を深めてもらうことなどを目的に据えた。 計画では旧鵜川小跡地で木造平屋(広さ延べ約372平方メートル)の建物を整える。入り母屋(もや)形状の古い庄屋をイメージした外観、内部には66畳敷きの伝承けいこ場はじめ、更衣室や打ち合わせに利用できる和室を2部屋設ける。

 また、綾子舞の衣装や道具、地域の歴史などを紹介する展示室、座元が所有してきた貴重な衣装などの保管庫、物産品コーナーなどをしつらえる。この完成で綾子舞の体験教室なども計画していきたいという。

 予定では来年2月中に工事を終え、諸準備をした上、春の雪消えごろにオープンする。総事業費は約1億5,000万円。山村振興等農林漁業特別対策事業として国・県の補助金で6割をまかない、市が4割を負担する。

 安全祈願祭には西川市長、高橋市議会議長はじめ、須田武盛・綾子舞保存会長、大野長治・鵜川地区区長協議会長ら関係者が参列。豊かな自然に恵まれた地で、新しい施設の完成に期待を込めた。

(1998/ 7/24)

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