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30年ぶりの「のど自慢」に沸く
 お茶の間の人気長寿番組「NHKのど自慢」(NHK新潟放送局、市、市文化協会主催)の公開生放送が4日、市民会館大ホールで行われ、出場の20組が自慢ののどを披露した。同館の開館30周年を記念したもので、番組モットーの「明るく、楽しく、元気よく」にふさわしく、和やかなステージを繰り広げた。市内在住の出場者は惜しくもチャンピオンの座は逃したものの、新潟産大の留学生が合格の鐘をならし、義理の父子のコンビが特別賞に輝いた。

 この番組は、市内では昭和43年に同館の開館こけら落としとして開かれて以来、30年ぶり。出場希望・入場希望を募集したところ、822人の出場希望、14,000人の入場希望が寄せられ、これまでの県内の記録を塗り替えた。

 このうち、出場希望者は250組を抽選の上、さらに前日の3日午後1時から約5時間半にわたって、同ホールで予選会を開き、本番出場の20組を決めた。市内関係の出場は9組で、残りは新潟、新津、糸魚川など県内各地の人だった。 公開生放送は和歌山県のヒ素・保険金事件でニュースが延長になったため、午後零時半から会場の大きな拍手、テーマ曲とともに始まった。柏崎生まれの宮川泰夫アナウンサーの司会で、ステージでは出場者が日ごろ鍛えたのどを発揮した。

 演歌、ニューミュージックなどをパフォーマンスたっぷりに披露したり、手作りのユニークな衣装で出場した人もいた。ゲストの小林幸子さん、郷ひろみさんとの楽しいおしゃべり、合格の鐘でうれしさのあまりに宮川アナに飛びつく人などで場内を沸かせた。

 6人が合格し、市内在住者では「哀酒歌(エレジー)」を歌った上田尻、新潟産大人文学部環日本海文化学科3年で、中国からの留学生・高華威さんがこの中に入った。「浪漫」で同所、磯貝治人さん・西川伸作さん父子のコンビが特別賞を受けた。このほか、石曽根出身で、現在大宮在住の佐藤真也さんが「HOME」で合格した。

 会場では出場者の身内、友人らがのぼり、横断幕を手に盛んに声援を送った。また、放送中には、米山や松雲山荘など市内の名所などが全国各地、ブラジル、ハワイなど海外に向けて紹介された。

 なお、チャンピオンには、新津市の高校3年生で、「つつみ込むように…。」を歌った熊木梨江さんが選ばれた。

(1998/10/ 5)

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