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プルサ−マル 住民投票の新組織発足
 東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル(軽水炉のプルトニウム利用)計画の可否をめぐって、「プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク」(羽入修吾・桑山史子代表)が呼びかけた「住民投票を実現する会」が6日夜、産文会館で初会合を開いて発足した。会には柏崎・刈羽の約20団体の代表と個人の賛同者あわせて60人余りが参加。市の住民投票条例制定を請求する署名運動を来年1月からスタートさせる準備として、実際に署名集めを行う受任者の募集を早急に開始することになった。

 会合では、会の名称を承認したあと、市民ネットの羽入・桑山両代表をそのまま新組織の代表に選任。世話人会を置くことや、常設事務所を探すこと、活動資金をカンパで賄うことなども確認した。また巻町のものを参考に作った住民投票条例案を討議し、今後さらに各団体の意見も聴きながら検討を重ねていくことにした。

 条例請求の署名活動を始めるには、請求代表者の選任、市選管への条例制定請求、受任者の選任・届け出などの手続きが必要なことから、まず参加各団体や個人に呼び掛けて12月10日ごろまでに2,000人を目標に受任者を募集する。

 一方、請求に必要な署名は有権者の50分の1以上だが、羽入代表は、署名による請求が市長から議会に送られ採決されることを説明し、「議会で否決されないために相当数の署名を集めなければならない」と改めて訴えた。

 住民投票を実現する会に参加した団体は、社民、共産、新社会の3政党のほか、柏崎刈羽の労組四団体や地元反原発3団体、原発問題を考える柏崎連絡センター、プルサーマルを考える医師歯科医師の会、母親大会連絡会など。

(1998/11/ 7)

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