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商工会議所がプルサーマル推進表明へ
 柏崎商工会議所(植木馨会頭)の今年度第3回常議員会が16日、柏崎情報開発センターで開かれ、原子力発電所対策委員会で検討を重ねてきた東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル(軽水炉のプルトニウム利用)問題について松村保雄委員長(担当副会頭)が、近く会頭に対し「受け入れ」の答申をする方針を明らかにした。現在、文書作成に入っており、次回の常議員会前に答申したいとしている。

 会議所では、全体の方針として正式に機関決定するには常議員会の賛同を得る必要があるが、プルサーマルをめぐっては16日の意見交換で特に異論が出なかったことから、12月7日に予定されている第4回常議員会で計画受け入れが正式に採択される見通しだ。これが決定されると、市内でプルサーマル賛成の意思表明を行う初めての団体となる。

 機関決定の後、会員全員に周知するとともに、西川市長に対してプルサーマルを推進するよう働きかける考えだ。今回の常議員会には市長も出席し、「原子力発電所との共生と当面の諸問題について」の講話を行い、プルサーマルに関する議事の中では常議員と意見も交換した。

 答申を行う原子力発電所対策委員会の構成メンバーは松村委員長ほか18人の常議員と議員。今年に入って青森県六カ所村の核燃料サイクル施設を視察するなどプルサーマルの議論を本格化させ、10月29日に開かれた委員会で計画受け入れの方針を決めていた。

(1998/11/17)

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