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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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鵜川で最後のスキー場開き

 今季限りで閉鎖となる市内女谷、鵜川スキー場の最後のスキー場開きが23日行われた。

 同スキー場は昭和43年から市の管理となり、鵜川観光協会が運営にあたってきた。30年間に18万人が訪れ、ピーク時は1シーズンで8,000人台を記録した。しかし、近年は暖冬少雪、施設の老朽化などもあって、入込客は最盛期の4割ほどに落ち込み、厳しい経営を余儀なくされていた。

 最後のスキー場開きには、65人が出席。神事の後、雪待ちのゲレンデで西川市長、高橋市議会議長、布施俊雄・米峰スキー連盟会長らがテープカットが行い、ナイター照明を点灯した。

 大野長治・鵜川観光協会長は「30年にわたり、多くの市民から親しんでもらったが、閉鎖のやむなきに至った。悲願の兜巾(ときん)山スキー場は中止となり、残念というほかない。将来建設の日のくることを信じたい」とし、長年の支援に感謝を述べた。西川市長は重ねて事業断念をわび、「綾子舞会館のオープン、鵜川ダムの本体着工などを起爆剤とし、周辺整備にまい進したい」と述べた。

 今季は降雪を待って1月2日から営業し、日曜と第2、第4土曜、祝日の営業。市民スキー教室、スノーボード教室も開かれる。2月13日にはさいの神、3月6、7日は「さよなら感謝祭」イベントを予定している。

(1998/12/25)

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