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プルサ−マル判断 市長「3月議会で明言」

 東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル(軽水炉のプルトニウム利用)計画をめぐり、自民党柏崎支部(支部長・丸山敏彦市議)が21日、計画容認を求める要望書を西川市長に手渡した。これに答えて市長は、計画受け入れの可否判断を3月議会(市議会2月定例会)で明言する考えを示した。

 同支部は要望の中で、(1)さらなる安全確保・原子力防災対策の確立(2)核燃料サイクルの早期確立(3)地域振興策の一層の充実――の3点を求めた。住民投票条例制定の直接請求の署名活動をめぐり、市民の間にしこりが残ることに警戒感が出されたのに対し、西川市長は「幅広い意見があるのは、むしろ健全だ。ただ、問題の本質から離れ、感情的なあつれきが深まるのは望ましくない」と述べた。また、プルサーマル受け入れに関する市の判断は、「3月議会が大きな山場。やるにしろ、やらないにしろ、(ここで)明言すべきだと思っている。国の責任者の最終的な説明を吟味したい」とした。

 同支部は14日に産文会館で開いた合同役員会で、本部役員、分会長ら約40人がプルサーマルについて話し合い、容認の立場で一致した。決議は来月20日の新春総会で報告、説明し、承認を求めたい考えだ。

 住民投票条例制定の請求は3月下旬ごろの議会本会議で集中審議・採決することが決まっており、プルサーマル問題はこれに市長の可否判断も加わって3月議会で大きく動くことになった。

(1999/ 1/22)

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