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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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フォンジェ前電熱システム 融雪効果ばっちり

 このところの降雪、凍結の中で、市内東本町1、柏崎ショッピングモール「フォンジェ」前の歩道で県が施工した電熱融雪システムが効果を発揮している。

 このシステムは、電導性があり、燃えにくく発熱する特殊繊維のコードを歩道の下に張り巡らせた。稼働しているのは、歩道が完成したフォンジェ前の延長約140メートル、幅2.5メートル。先月半ばから試運転を開始し、威力を見せている。5日朝の冷え込みでも歩道は乾いたままで、効果が確認された。

 市街地再開発事業と街路事業で両側の歩道約380メートルに施工する。アーケード部分は幅2メートル、それ以外は幅2.5メートル。すべて完成後は、日降雪深8.3センチ、気温マイナス1.4度などの気象条件でセンサー稼働する自動運転に切り替える。

 電熱融雪システムについて、県柏崎土木の道路課では「各種方式を評価した中で、電気料の給付金によるコスト安、維持管理など地域特性を総合的に判断した。県の事業では他に施工例を聞かない」と話している。すべて完成後の年間電気料金は300万円程度と見込まれ、県、市、地元で負担する。

(1999/ 2/ 6)

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