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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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今冬の救急出動が大幅増

 柏崎消防署はこのほど、管内(1市4町1村)の今年に入ってから3月末日までの救急車出動状況をまとめた。それによると3カ月の累計出動件数は702件で、前年同期(568件)を23.6%、134件も上回る出動だった。寒暖の差が大きく、インフルエンザ流行も重なって体調を崩す人が多かったことが原因の1つと思われ、特に1月は前年より81件増の272件で、柏崎消防署でも「過去に覚えのない増加ぶり」と話している。

 月別の出動件数、搬送者数は別表の通り。事故種別ではやはり急病が一番多く、出動400件(52件増)・搬送379人(49人増)。交通事故は出動102件(27件増)・搬送113人(22人増)、一般負傷は出動96件(26件増)・搬送87人(21人増)といずれも増加。最も出動が多かったのは1月28日で年間1日平均のちょうど2倍に当たる14件。正月三が日も多く、3日間で33件の出動となった。

 搬送者676人の年代層別内訳は、老人(65歳以上)が全体の50.4%の341人で、昨年より71人の増。成人(18歳以上65歳未満)は286人で全体の42.3%。昨年より61人増えた。2つの年齢層で全体の93%近くを占める。

 急病で運ばれたお年寄りで、昨年に比べて特に増えた疾病(しっぺい)は呼吸器系。寒暖の差が大きく、風邪をひいて肺炎を起こした人が目立った。また心臓の病気も増えた。お年寄りの場合、凍結した朝に転倒し、頭を強く打ったケースも今年多く見られたという。一方、子供の疾病では急な発熱でひきつけを起こす事例が1、2月に多かった。

(1999/ 4/16)

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