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大貝トンネル貫通 郡境に万歳響く

 小国町と川西町とを結ぶ国道403号「仮称・大貝トンネル」(延長380二メートル)の貫通式が21日、刈羽・中魚郡境の現地で行われ、早期開通への期待の中で祝賀のセレモニーが続いた。

 同国道は新潟市と長野県松本市を結んでおり、長岡からは越路町、小千谷市、小国町、川西町を経て十日町市に至り、長岡経済圏と十日町・中魚経済圏を直結。小国町にとってはほくほく線や上越・魚沼高規格道路へのアクセス道として期待されている。

 現在の小国−川西間は幅員が狭く、急勾配、急カーブの連続で冬期間に通行止めとなることもしばしば。両町で順次改良工事が進められており、最後の難関が郡境の大貝トンネルと、トンネルに隣接して川西側に建設される小白倉橋(延長百70メートル)だ。トンネルの掘削は平成8年秋から行われている。

 小国側で行われた貫通式では、長澤利夫・県土木部長、牧野功平・小国町長、南雲春雄・川西町長がスイッチを入れると、春の光に輝く川西側の山野が目の前に。安全確認、清めの儀式に続いて、両町の境界で関係者が握手と通り抜けのセレモニーを行い、万歳が何度も繰り返された。工事関係者によるタルみこしの通過などもあり、華やかな雰囲気に包まれた。

 トンネルの川西側は深い谷になっており、トンネルを使って小白倉橋の工事を続け、平成13年度に同時完成の予定。このほか、川西側で若干の未整備区間が残っており、全線の完成・開通はもう少し先になりそうだという。

(1999/ 4/23)

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