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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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快晴のメーデー 5000人集う

 5月の幕開けにふさわしい快晴に恵まれた1日、第70回柏崎地区メーデー集会が、海岸公園多目的広場に加盟組合員約五千人を集めて盛大に開かれた。連合柏崎地協(渡辺五四六議長)の主催になって9年目。労働条件の改善を軸に、福祉・環境問題など年々テーマを拡大。今年は新たに海岸清掃を取り入れ、新時代のメーデーをアピールした。

 あいさつに立った実行委員長の渡辺議長は「メーデーは労働条件の運動だけでなく、社会運動への広がりが一層求められている」として、集会後の海岸清掃に協力を呼び掛けたほか、今年の春季生活闘争について「戦後最悪の不況下で闘われており、ゼロ回答を受けざるをえなかった組合もある。しかし闘争はまだ終わっていないことを認識してもらいながら、労働者の団結で不況を吹き飛ばしてほしい」と訴えた。

 続いて来賓の西川市長と、与口登美夫・市社会福祉協議会長が祝辞を述べ、先の地方選で当選した関係市議・刈羽村議も一言ずつあいさつした。スローガン確認、メーデー宣言、特別決議では、雇用創出、景気回復、介護制度確立などを強く求めた。

 一方、今年は第70回の記念メーデーとあって、お祭り色も例年以上。アトラクションに入ると、南米音楽ミニコンサートの演奏と歌声が高らかに響き渡り、組合対抗「不況を吹っ飛ばせ」大声コンテストで会場は歓声に包まれた。

 プログラム終了後、参加者は街頭行進と海岸清掃の二手に分かれ、抜けるような青空の下でそれぞれ汗を流した。

(1999/ 5/ 1)

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