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笑顔輝かせ、新成人フェスティバルに858人

 「はたち」の門出を祝う新成人フェスティバル\'99(市教育委員会主催)が「憲法記念日」の3日、市総合体育館で行われた。五月晴れに恵まれたこの日は、858人(男性383人、女性475人)が新調のスーツや和服などでドレスアップして出席し、若さと華やいだ。祝福の雰囲気に包まれる会場で、新成人たちは久しぶりに会った友だちとのおしゃべりを弾ませたり、アトラクションを楽しみ、さわやかな笑顔があふれた。

 この日は午前10時半から柏崎トルコ文化村のベリーダンスでオープニングを飾った後、西川市長が「成人を迎えた皆さんは、将来の日本を背負う大事な人たちだ。地面に足をつけ、大いに悩み、苦しみながら柏崎はもちろん、日本、世界のために頑張ってほしい」とお祝いの言葉を贈った。

 続いて新成人を代表して比角地区の会社員・前沢幸太さん、西中通地区の同・保坂明美さんが世話になった両親をはじめ、多くの人たちに感謝の言葉を述べ、「互いに研さんし、社会に貢献出来る立派な成人になりたい」「人としての誇りを持って自らが切り開いた人生を歩んでいくことを誓いたい」と力強く誓った。

 お祝いムード一色の会場では茶席がしつらえられ、ビデオで撮影した”はたちのパフォーマンス”を大型画面に映し出すなど楽しいイベント。市長と記念撮影する「ハイ・チーズ」のコーナーには、新成人たちがちょっぴり緊張気味にカメラに納まり、「一生の宝物にしたい」「すごく感激」とにっこり顔で話した。

 一方、観覧席には保護者や一般市民らがたくさん訪れ、このうち父親の一人(51)は「息子がもう20歳になったのかと思うと、感無量だ。これからの人生を頑張ってほしいと思う」と語り、娘を持つ母親(48)は「夫は昨日から舞い上がってしまい、お嫁に行くといったら、どうなることやら……。親の方が子離れ出来ないっていう感じ」とフロアの晴れ姿を見守っていた。

(1999/ 5/ 4)

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