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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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三井田蔵添倶館 蔵の中でコンサート

 土蔵の中で、ギターのコンサートを──という粋な計らいの催しがこのほど、市内東本町3、三井田蔵漆倶館(三井田勝一館長)で開かれた。題して、「蔵シックギターコンサート」。明治時代の面影を伝える蔵の中にギターの音が響いた。 三井田さんは家屋の改造に当たって、当初は蔵を取り壊す予定だった。しかし、ケヤキの堂々とした梁(はり)を見て、母屋にくっつけることに方針変更。平成8年には約半年がかりの移動、内装工事を終えた。1階に2つの小部屋と、カーペット敷きの広間。柏崎フィルハーモニー管弦楽団の団長でもある三井田さんは蔵の中でミニコンサートを開きたいと夢を温めてきた。

 念願のコンサートは「愛に始まり、愛に終わる」をテーマに三井田さん、市内の今井龍三さん、長野県から駆け付けた海川政人さんがギター、やはり長野県の郡上恭子さんがフルートを演奏。「愛のロマンス」「月光」などクラシックの数々が蔵の中で奏でられ、集まった約20人はじっくり聴き入った。演奏に続き、市内の福原登美子さんらによって茶席もしつらえられ、ギターの音の余韻とともに味わった。

 三井田さんは「参加した人たちからは大変よかったと好評だった。年2回くらい、こうした非日常的な世界で演奏を楽しむのも」と話した。また、クラシックギターに興味を持っている人の連絡を待っており、同館(電話22-9980、ファクス20-1084)へ。

(1999/ 6/18)

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