PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
小学生環境アカデミーで4校が活動を発表

 小学生環境アカデミー(市、市教育委員会、市環境衛生推進協議会主催)が19日午後、産文会館文化ホールで開かれ、市内四校の児童たちが環境学習の成果を発表した。各校の特色のある活動が語られ、ぎっしり集まった会場は熱心な面持ち。環境保全への関心を高めながら、先ごろから行われていた今年の環境フェアを締めくくった。

 この日は冒頭、西川市長が「あすからの市役所の仕事の参考に」とあいさつした後、発表に移った。この中で、大洲小はオゾン層や温暖化、森林の働き、ごみ問題、リサイクルなどの学習から「地球がどんなに危機にさらされているかわかった。これからも出来ることを続けたい」。上米山小はサケの放流、地区のクリーンデー、歳時記活動などを進め、「川の恵みに感謝する心を。花でいっぱい自然豊かな地域にしたい」。

 剣野小はケナフ栽培と紙作り、海岸でごみ調査をした体験から「自分の生活を見直して、自分たちで環境を守る活動をしなければならない」。柏崎小は鵜川河口から源流までの探検、ミニ用水づくり、未来の鵜川スマイルプラン作成を通して「鵜川と人間がもっと仲良くなれたらすばらしい」と発表した。

 壇上では活動の様子がパソコンや、スライドを使って紹介され、各校の発表ごとに行政担当者、関係団体の代表が助言を寄せた。また、発表の最後には相沢教育長が「このような小学生がもっともっと増え、大人になった時には環境問題も変わってくるだろう。これからも地球環境を考え、身近な出来ることから実行してほしい」と呼び掛けた。

(1999/ 6/21)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。