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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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ぶどう村が本格シーズン

 市内芋川、株式会社「柏崎ぶどう村」(植木馨社長)のワイン醸造用ぶどう畑に、おなじみのレインカット方式の風景が繰り広げられる季節になった。すでに4月から営業を再開したワイナリーに続き、7月3日からバーベキューレストラン「かっこう」も今年の営業を開始するなど、本格的なシーズンを迎えていく。

 ぶどう村ではワインの原料にするため、平成7年から樹種転換の作業に入り、醸造用の畑は現在、約3ヘクタール。大自然の中で、ワイナリー前に広がるぶどう畑には日本の気候に最適なフィルム被覆式垣根仕立てによる最新式のぶどう栽培を導入して、赤ワイン用のメルロー、白ワイン用のシャルドネ、ミュラー・トゥルガウなど合わせて24品種が植えられている。

 ひと房、ひと房には小さな実がたくさん付いており、雨の害から守るため、フィルム掛けをするレインカット方式の風景が続いている。この後、余分な枝や葉を取り除いたり、芽かき作業を進め、横からの風通しをよくしたり、日を浴びるようにしていくが、ぶどう村では「心配された風の被害も受けず、今のところ実の状態はよく、収穫が大いに期待出来そうだ」という。

 一方、すでに無料試飲などで話題を集めて再開したワイナリーとともに、3日からは「かっこう」も営業を始める。1時間1200円(小学生800円)で焼き肉食べ放題・ソフトドリンク飲み放題のメニューは満足度で人気を呼びそうだ。約1カ月後には、もぎ取り園でぶどう狩りのスタートも予定されており、ぶどう村では「柏崎の観光スポットとしてより親しまれるように」と話している。

 なお、ワイナリーの営業は11月末までで、木曜日が定休。8月から10月までは無休。「かっこう」は10月までの土・日・祝日と、お盆に営業。問い合わせはぶどう村(電話29-2409)へ。

(1999/ 6/30)

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