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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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超人気!プレミアム商品券 フォンジェは完売

 柏崎市商店連合会(中村健一理事長代行)の10%のプレミアム商品券は、1日午前から20カ所の販売店で一斉に売り出された。記念セレモニーが行われた市内東本町1、柏崎ショッピングモール「フォンジェ」の1階特設会場では、販売開始から実質35分間で5500万円分を売り尽くした。

 商品券は1枚1000円の11枚つづりで1冊1万円。販売は2万冊で、市はプレミアム分と事務費の2210万円を補助している。1冊ごとに抽選番号が付き、12月1日に抽選が行われる。利用は12月31日まで、取り扱い加盟の500店余りで。

 フォンジェ前では午前8時ごろから列ができ、10時の開店と同時に約200人が入店した。セレモニーでは同連合会プレミアム商品券推進委員長の中村理事長代行、西川市長が「半年間ごひいきに」「不況を吹き飛ばす勢いで有効に使ってほしい」などとあいさつ。テープカットの後、柏崎商工会議所の植木馨会頭がくす玉を割った。

 列の中では、1回当たりの購入限度額である50万円分を買う客が目立った。午前9時過ぎから並び50万円分を買った市内の34歳の男性は「10%のプレミアムは魅力。旅行、車検などに使いたい」。また、40歳代の主婦は「10%は大きい。エアコンなど夏場の電化製品を買いたい」と話していた。あらかじめ購入商品を決めていた客が多く、柏崎ショッピングモールには「家族で1000万円分買いたいのだが」という照会もあったという。段ボール箱で用意した商品券はたちまち底をついた。

 予想以上の反響に、中村理事長代行は「プレミアムと抽選というダブルサービスが良かったのでは。景気が悪いのではなく、地力はある。先行き不安を払うよう国はしっかりしてほしい」と話していた。また、販売を見守った県中小企業団体中央会の青木文雄専務理事らは、「ボーナス期を迎え、タイミングも良かった。県内のプレミアム商品券は柏崎で4、5カ所目だと思うが、行政がプレミアム分を全額負担するのは初めてではないか」と話していた。

(1999/ 7/ 1)

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