PHOTOニュース

県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

>>過去記事一覧
ゴミ不法投棄に待避所閉鎖の強行手段

 注意を呼びかけて、何度片づけても、また道路わきに投げ棄てられる大量のゴミ。不法投棄をした人への警鐘として、県柏崎土木事務所と柏崎警察署はこのほど、市内山澗地内、主要地方道・柏崎小国線の待避所(休憩所)を一時的に閉鎖する”強行手段”に出た。不法投棄を防止するため、道路と林地や沢(谷)との間に柵を設置したケースは多いが、車が待避所に出入り出来ないようにしたのは、柏崎刈羽で今回が初めてだ。

 現場は畔屋トンネルから北条側に少し下った所。心ない人たちにより、食べ終わった弁当の空き箱や家庭から捨てられたと思われる日用品のゴミが待避所とその周辺に大量に投げ棄てられ、下の水田にまで達するという、ひどい状態だ。

 北条地区の総代連絡会やコミュニティ振興協議会、地元集落ではこれまで何度もゴミの撤去を行い、今年も4月11日に回収作業を行った。しかし1カ月後には再びゴミの大きな山が出来、水田耕作者らが自力で撤去するという事態となった。

 繰り返される投棄に「もう我慢も限界」と、地元では道路管理者の県と警察に対策を要請。地域の強い姿勢に、異例の待避所一時閉鎖という措置となった。

 「この道を利用している人たちがゴミを捨てたはず。柵を見て反省を促したい」と柏崎土木事務所では話している。

(1999/ 7/ 6)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。