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トルコの職人3人がトルコ文化村で石棺作業

 第2テーマパーク建設を進めている市内鯨波の柏崎トルコ文化村(小岩敏之社長)に、トルコ共和国の首都アンカラから3人の石工職人が来て、第2テーマパークの目玉「アレキサンダー大王の石棺」の最終的な仕上げに取り組んでいる。

 この3人は、石工で彫刻家のレムズィ・ジュルクさん(42)と、デザイナーのハカン・アタライさん(31)、レムズィさんの妻でアシスタント役を務めるフンダ・ジュルクさん(32)。

 石棺は、イスタンブールの考古学博物館にある本物を忠実に模したレプリカ。トルコで型を取って作られたものだが、輸送中に石棺を飾る彫刻の一部が破損、3人はその修復と、着色を手掛けることになっている。

 1887年、シドン(現レバノン領サイダ)で発見されたこの巨大な棺は、アレキサンダーの死後、シドンの王になったアブドロニモスのものと推定されている。アレキサンダー遺体が入っていたわけではないのに「アレキサンダーの棺」と呼ばれるのは、棺の側面に浮き彫りにされたギリシャ軍・ペルシャ軍の戦闘場面と狩猟場面に大王の姿が見られるため。東ギリシャ彫刻の特徴や東西美術の混交の特徴もみられ、芸術的価値も高い。

 棺は、第2テーマパークの中央、遺跡の広場付近に設置される。オープンは今月24日。

(1999/ 7/ 6)

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