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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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今年上半期の企業倒産 柏崎は6件27億円

 民間信用調査機関の帝国データバンクのまとめによると、今年上半期(1−6月)の県内企業整理倒産(負債額1000万円以上)は103件、負債総額は197億9500万円だった。前年同期比で件数は39%、負債総額は73%の減少だった。柏崎では6件、27億3000万円が計上された。

 負債額10億円以上の大型倒産は、昨年の15件から3件に減った。5月に初めて、柏崎で藤友工業の約19億円、燕市で約10億円の倒産が発生。柏崎は前年比で件数は4件減ったものの、工務店の約4億円の大口倒産などもあって、負債総額は1億500万円増えた。

 業種別では建設業35件、販売業31件、製造業21件、サービス業・その他16件。原因別では販売不振が73件で全体の70%を、不況型倒産は79件で77%を占めた。また、従業員5人以下の事業所は61%、資本金1000万円以下が82%だった。

 帝国データバンクでは、昨年後半に実施された特別保証制度の拡充で倒産は減少したとする一方、「運転資金の名目だったはずの融資は債務返済に充てられており、本質的な業績回復、体質改善が図られているとは言いがたい」と警戒感を示している。

(1999/ 7/13)

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