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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


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ぎおんまつり 近年2番目の人出

 ぎおん柏崎まつりのフィナーレを飾る海の大花火大会が26日夜、中央海岸一帯で行われ、日中の猛暑を吹き払うような海中空の光と音の供宴に市内外の17万人が酔いしれた。まつり実行委員会(事務局・柏崎商工会議所)のまとめによると、梅雨明けの晴天と土・日曜が重なり、3日間の人出は昨年を1万2000人上回る23万4000人。近年では市制50周年だった平成2年に次ぐ数だった。

 海の大花火大会は、昨年から小千谷市の片貝煙火工業に引き継がれ、みなとまち海浜公園を正面舞台に東西の突堤をフルに使った。花火の合計金額は市民一同の400万円を含め4020万円。昨年より260万円ほど落ち込んだが、長引く不況の中にあって4000万円台を確保した。

 昼間の暑さが残る海岸周辺では、夕映えの中を見物客の波が続き、ぼんぼりの明かりが祭り情緒を盛り上げた。午後7時半過ぎ、まつり実行委員会行事部会長の松村保雄・商工会議所副会頭が「花火募金は昨年を下回ったが、協力に感謝したい。市民の心意気、天までとどけ」とあいさつ。突堤から横一斉に打ち上げるワイドスターマインがどよめきを誘い、民間有志の協力などで三尺玉の大輪2つが夜空を焦がした。

 観客は海面でさく裂するスターマイン、場所によっては頭上でとどろく大音響を堪能した。華麗な光の渦が海と夜空を染め、海面は大きな水盤となって照り返した。

(1999/ 7/27)

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