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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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県内トップの新米検査 猛暑で全量2等

 本年産のコメの初検査が26日午前、県内のトップを切って西山町農協(栗原荘一組合長)の下山田倉庫で行われた。検査を受けたのは同町藤掛の2農家が出荷した越路早生85袋(1袋・30キロ)。穂が出た直後、7月下旬のフェーン現象・猛暑により初期の登熟が不十分とされ、全量が2等に格付けされた。柏崎刈羽は一昨年、昨年と2年連続して県内最低の一等米比率となり、今年が正念場だが、初検査では炎暑、水不足の影響が指摘され、厳しいスタートとなった。

 この日は県内初検査ということで、新潟食糧事務所の高木悦郎検査部長らが立ち会い、同事務所柏崎支所の林東栄支所長が「適正な検査を進めたい」とあいさつ。西山町農協の渡辺吉隆参事も「高温、水不足がどう出てくるか。良食味・高品質米生産の取り組みを続けてきた結果にも期待している」と不安と期待の両方を示した。

 係員が次々とコメを抜きとり、重さや大きさのほか、水分の測定、目で見ての検査を進めたが、「全量二等」の結果が発表されると、見守っていた農協関係者も険しい表情に変わった。

 柏崎地方の平場の越路早生は27日ごろが刈り取りの適期で、28、29日の土・日曜日は一斉に稲刈りが予定されている。しかし天候は下り坂と見られることから、雨が降る前にと、刈羽や西山では26日、多くの農家が稲刈りに精を出していた。

(1999/ 8/26)

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