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柏崎民謡保存会が隠岐島の芸能まつりに

 9月1日から5日間にわたって、島根県の隠岐島で開かれる「しまね地域伝統芸能まつり」(島根県文化振興財団など主催)に、柏崎民謡保存会の一行が特別参加する。柏崎の「三階節」が、開催地で伝わる「隠岐しげさ節」のルーツともいわれるだけに、盆踊り唄が結んだ縁の深い土地柄。一行は、おはこ≠フ民謡の数々を披露して来る予定だ。

 この芸能まつりは、長い歴史と豊かな自然、人々の熱い思いによって育まれ、伝統芸能の宝庫とされる同県で、保存と継承を目指し、昨年に続く2回目の取り組みだ。会期中、資料展示や講演、公演などを繰り広げる。同保存会は、柏崎の「三階節」が江戸時代、行商人によって北前船で日本海を下り、隠岐島に「しげさ節」として伝えられたいわれから、公演に特別参加を依頼された。

 同保存会の一行は赤川イシ子理事長ら16人。公演は最終日の5日、会場は同所の文化会館。同保存会の「三階節」と、隠岐民謡協会の「元唄しげさ節」の共演をはじめ、「米山甚句」「佐渡おけさ」など市内・外の越後民謡を披露することにしており、「隠岐のしげさ節をたどっていったら、柏崎の三階節に結びついたという縁。民謡の中にまるでドラマが見え隠れするようだ」と同保存会では話している。

(1999/ 8/28)

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