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伊能ウオーク柏崎へ 9日に海浜公園

 2年がかりで全国47都道府県、約800市町村・約1万キロを歩く「平成の伊能忠敬・ニッポンを歩こう 21世紀への100万人ウオーク(伊能ウオーク)」(日本歩け歩け協会、伊能忠敬研究会、朝日新聞社主催)の一行が9月9日に柏崎入りし、10日、柿崎町に向けて出発する。西暦2000年が、伊能忠敬が測量を開始して200年に当たることから、その足跡をたどるウオーク。100万人の1人として、「デーリー隊」「見送り隊」に、市民の参加を歓迎している。

 伊能忠敬は1800年、55歳を契機に、日本地図を作るために歩き始め、71歳までの17年間、歩いた距離は地球1周分の約4万4000キロという。この間、1804年7月には東日本大図(縮尺3万6000分の1)69枚を完成させた。この大図は、江戸城内の大広間で将軍・家斉が閲覧し、美しさと精密さで驚嘆したとさえいわれる。

 200年記念の伊能ウオークは今年1月25日、第1ステージの東京を出発。21世紀の幕開けになる2001年元日までの約2年間、日本全国を5つのステージに分けて、合わせて576日、約1万キロを歩き続け、再びゴールの東京を目指す。後世の人間が日本全国をたどり、3世紀にまたがるロマンを感じようという壮大なスケールの一大イベントだ。

 柏崎は、今月22日に長野を出発した第3ステージの途中。9月9日、出雲崎町を経て、午後3時半ごろ西港町のみなとまち海浜公園に到着。高橋保・体育団長らが大内惣之丞隊長ら一行を出迎える。翌10日は同公園で午前8時半から出発式を開き、西川市長が伊能地図に署名のセレモニーなどを行う。引き続き、一行は秋の北陸、紀州を歩き、大阪に到着する。

 募集のデーリー隊は、10日に伊能ウオークの一行と一緒に同公園から柿崎・かきざきドームまで歩く「1日隊」。松田伝十郎石碑、米山関所跡など海岸線沿いに約21キロを歩く。見送りウオークは10日の出発式に参加して1−2キロを歩く。デーリー隊は申し込みが必要で、市ふれあい交流課交流推進係へ。参加費は500円(バッジ、ゼッケン、完歩証、損害保険料)。見送りウオークは自由参加。問い合わせは同係へ。

(1999/ 9/ 1)

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