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市制60周年で手作り音楽劇

 来年の市制60周年を記念して、市民による手作り音楽劇「越佐」&「ペールギュント」公演実行委員会(金田一郎委員長)が発足した。11日夜には、柏崎エネルギーホールで初顔合わせを行い、来年12月の上演に向けて本格的な活動を開始した。

 計画では、2つの上演作品のうち、「越佐」は柏崎と佐渡・小木町を結ぶ縁になったお弁(お光)と藤吉(吾作)の悲恋物語で知られる「佐渡情話」をオペラ風な音楽劇に仕立てる。作・構成・演出は柏崎演劇研究会代表の長井満さん、作曲は市内出身の小林弘人さん。ソリストは藤吉に市内の教諭・小竹正さん、お弁には小木か佐渡出身者または在住者を予定し、市内の合唱団による「ESSA」、柏崎少年少女合唱団が合唱(コロス)を務める。

 一方、「ペールギュント」はグリーク作曲による音楽劇で、かつて三中が中学生ばかりの手づくり劇として上演し、この再演を目指す。市教育委員会が開いた夏休み小学生演劇教室の参加者を中心に演劇団を編成する考えだ。

 会では前新潟産大学長の金田委員長が「今は金さえ出せば、どんな人でも呼べる時代だ。ただ、それは所せん借り物に過ぎず、地に文化を根ざすには手作りでやらなければならない。その意味で、この音楽劇は大きなきっかけになるのではないだろうか」と協力を求めた。実行委員は各方面からなる22人。副委員長には大野哲夫さん(ペールギュント担当)、渡辺恒弘さん(越佐担当・統括)。近く、「越佐」の劇中で歌うテーマ曲の募集に入っていく。

(1999/10/13)

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