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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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長期発展計画・後期基本計画原案まとまる

 市第3次長期発展計画・後期基本計画(平成12―16年度)の原案がまとまり、26日に市役所で開かれた後期計画審議会(会長=植木馨商工会議所会頭・委員23人)の第4回会議で市が報告・説明した。重点施策を
 @子供の育成
 A産業人の育成と地域産業の自立の推進
 B学園ゾーンの整備
 C総合交通体系の整備
 D環境対策の推進
とし、より詳細な分野別施策体系を打ち出した。後期計画は11月中の庁議で最終決定する。

 施策体系は、「学ぶ喜びを持った心豊かな市民を目指して」など、基本構想にある6つの目標を柱にしている。ここには、生涯学習機会の拡充や、中高一貫教育の検討、仮称・社会福祉審議会の設置、産業人育成・確保のための大学との連携、東京電力寄付の仮称・環境共生公園の整備などを網羅。原案ではそれぞれに事業展開を盛り込み、市民大学の開設、企業と市民を結ぶ「柏崎版メセナ協議会」設立検討、女性雇用促進のファミリーサポートセンター構築といった手法も挙げた。

 計画期間の人口は前回の審議会に示した通り、減少傾向を予測し、最終年度の16年度で8万9920人と見込んだ。

 意見交換では委員から「これからのまちづくりには住宅政策が必要」「競技スポーツ振興のために指導者の育成を」「原発事故が起きた時に被災者の医療をどう進めるのか」などの意見・質問が出た。また市が後期計画で力を入れる環境共生公園について、議会で反対意見が多いことへの対応がただされたが、西川市長は「説明の足りない部分は議会に申し上げ、後期計画の柱として進めていく考えに変わりはない」と答えた。

 後期計画策定は、庁内の策定委員会とワーキンググループが昨年度から作業を進めてきたもので、市民の代表で構成する審議会と専門部会を設けて意見を聴いた。

(1999/10/27)

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