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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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市内初のケアハウスが北園町地内で着工へ

 市内では初めてのケアハウスの建設が近く、北園町地内で着工する。いわばケア付き共同住宅ともいわれる施設で、場所は現在建設工事中の特別養護老人ホーム「しおかぜ荘」の隣接地。同ホームと同じく、社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会(田中哲男理事長)が設置主体になる。12日に安全祈願祭を行い、2カ年継続で工事を進める。

 ケアハウスは、1人暮らしなどで介護は必要でないが生活や健康に不安を感じている高齢者が、安心して快適な生活が出来るようにバリアフリーなどに配慮し、食事・入浴・各種相談などのサービスが受けられる施設。介護保険制度の中で自立、要支援と判定された特別養護老人ホーム利用者の受け皿としても大きな役割を果たす。建設に当たって、国・県の補助金、柏崎刈羽の5市町村の支援を受ける。

 計画では、来年1月の開所を目指して、建設工事を進めている「しおかぜ荘」に隣接した敷地に、鉄筋コンクリート2階建ての建物(広さ延べ約1800平方メートル)を整える。入所規模は30人。内部にはミニキッチンを備えた1人居室26室、2人居室2室をはじめ、食堂、浴室、談話室、相談室、洗たく室などを設ける。

 安全祈願祭は同日午前9時半から各方面の関係者が参列して現地で行われる。工事期間は来年7月までの予定で、同年8月の開所を目指す。入居料金は食事料を含めて月額14万から15万円程度になる見込み。入所の受け付けなどは今後、市の広報で周知する。詳しい問い合わせは同事業協会または市福祉課へ。

(1999/11/10)

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