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建設省除雪計画 監視カメラ増強、蓄熱融雪も

 建設省長岡国道工事事務所柏崎維持出張所(村下剛所長)はこのほど、今冬の除雪計画を決めた。7基に増強した監視カメラなどを通じて道路状況を常時把握し交通障害の解消に努めるとともに、曽地のチェーン着脱場では地中に蓄えた熱を利用して、融雪装置を本格稼働させる。

 同出張所が担当するのは長岡・柿崎との境までの国道8号(31.4キロ)と市内長崎から吉田町大河津までの国道116号(35.9キロ)、歩道30.91キロ。通常は2車線以上(登坂車線を含む)の幅員確保、異常降雪時は5日以内に2車線を確保する。

 今冬は従来3基だった監視カメラを7基に増強し、曽地峠の凍結感知機、パトロールなどを組み合わせて路面状況の変化に常時注意し、吹きだまりの解消や排水の悪い個所の早期発見・早期解消に力を入れていく。

 また登坂車線、トンネル前後、カーブと勾配が複合している場所などは念入りに除雪を行い、交通障害の発生を防止する。主要交差点での凍結防止剤(原塩)散布は、過去のデータを参考に工夫を加え、効果について継続で記録を取りたいとした。

 国道8号曽地地内のチェーン着脱場では管内初の浅層地中熱利用の融雪装置を本格的に稼働させる。着脱場の地中に5メートルの厚さで砂を入れ、特殊な溶液の入ったパイプを舗装面と砂中に埋設。夏場に路面を照らした熱をパイプの液を通して砂に蓄え、冬はこの液を循環させて、熱を舗装面に伝えるシステムだ。平成9年度からテストを重ねてきたもので、同出張所では効果を期待する。このほか、米山大橋の前後に気温と風速を表示する道路気象板をこのほど新設し、ドライバーに情報を提供していく。

(1999/11/17)

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