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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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工科大で技術者が夜学

 柏崎商工会議所の総合建設部会(部会長=高橋義明・丸高建設社長)が、新潟工科大学の協力で行っている3年目の夜間講座が先月から始まった。来年1月まで週1回のペースで建築施工管理・コンクリート技術を学ぶ。

 講座は同部会が産学交流の試みとして工科大に依頼し、初年度は建築学科の地濃茂雄教授らがコンクリートの基礎技術、品質管理などについて3回、昨年度は5回講義を行った。今年度は先月24日から水曜夜の7回シリーズで開講。建設会社の中堅社員を中心に、職種別工事業者も参加した。今年は教授陣に加え、建設会社の主任技師、設計事務所の設計士が建築施工、法規の講座を行う。

s  6日は実地講習として、東本町まちづくり事業のA地区再開発事業で駐車場棟のコンクリート施工現場を、7日は関柳コンクリート工業横山工場の練り混ぜ・調合実証試験を見学した。このうち、6日は受講者と工科大建築学科の4年生など約30人が参加。工事作業所長などから進ちょく状況、打設計画などについて説明を受けた。

 現場見学では、構造力学担当の穂積秀雄教授がボルトや溶接の施工方法などについて解説。同教授は現場の印象について、「設計段階でよく練られ、配筋の施工が実にきれいだ」と述べた。夜間講座ではこの後、建築材料、建築施工、法規について学ぶ。

(1999/12/ 7)

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