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福祉2施設公開に2000人以上

 4月から実施の介護保険を前に、施設・在宅福祉の拠点として完成したばかりの市内北園町の特別養護老人ホーム「しおかぜ荘」、松波3の松波デイサービスセンターで8日から9日にかけ、施設の一般公開が行われた。合わせて延べ2000人以上が訪れ、いずれも最新の機能を備えた施設に関心の高さを示した。

 このうち、市街地では初めての特養施設「しおかぜ荘」は柏崎刈羽福祉事業協会(田中哲男理事長)が運営主体。鉄筋コンクリート2階(広さ延べ約4020平方メートル)の建物に長期利用50人、ショートステイ利用20人を定員とする各種機能を整えた。デイサービスセンターの基本的なタイプのB型(1日おおむね15人)、痴ほう対象のE型(同8人)を併設した。

 両日に行われた一般公開では初日に約950人、2日目に約900人が訪れ、食堂や特別浴室、居室などをはじめ、障害に応じた各種タイプの車いす、ベッドなどを見て回った。説明に当たった職員は「訪れた人たちからは『きれいでゆったりとしている』との感想をいただいた。介護保険への質問や、隣で建設中のケアハウスに関心を持つ人も多かった」と話していた。

 一方、松波デイサービスセンターは市社会福祉協議会(与口登美夫会長)が運営に当たり、市内の独立型としては赤坂山センターに続いて2カ所目。鉄筋コンクリート一部2階(同805平方メートル)の建物に、デイサービスセンターのB型、E型の機能を備え、ホームヘルパーステーションも設けた。

 9日の一般公開には対象地域に当たる松波、荒浜、比角、西中通方面などを中心に約200人が訪れた。職員から送迎用のリフト付きバス、日常動作訓練などの説明を受けて、訪れた人たちが「どうしたら利用できるのか」「どんな人たちが利用の対象になるのか」など熱心に質問をする風景が見られた。

(2000/ 1/11)

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