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ツチダが今月末でフォンジュ撤退

 市内東本町一のショッピングセンター「フォンジェ」を経営する柏崎ショッピングモールの増田泰一社長は18日、核テナントで食品販売の「スーパーツチダ」(本社・長岡市要町一、土田恒雄社長)が今月末でフォンジェから撤退することを明らかに した。ツチダ閉店後は柏崎ショッピングモールが食品スーパーを直営する方針で、オープンは今夏を目指すとしている。

 これまでの経緯について増田社長は、昨年10月に土田社長から「大型店間の厳しい競争が続く中で経営の効率化のため長岡地区を中心に地盤固めを図りたい」として、撤退の意向が伝えられていたとした。契約事項の中に「お互いに協議しながら」とあ ることから、これまで慰留に努めて来たが、4月半ばに 撤退を「やむなし」と受け入れた。今月に入ってツチダが社員、パートに公表したことを受け、18日にフォンジェ内のテナント店主らでつくるオーナー会議で報告した。

 増田社長は「複数の別の業者に新たな入居を交渉したが、即決できるところがなく、長く空白期間を置くのは周辺住民に大きな影響が出ると判断した」とスーパー直営に踏み切る理由を説明。経営に当たっては、「地域性にあふれた品質の高い商品を提供する店づくり」などをコンセプトに挙げ、ノウハウは別の業者から提供を受けるとしている。

 各テナントのオーナーには「一時的にも食品スーパーが不在となるが、催事などを行いながら苦しい時をなんとか乗り越えたい」と訴え、了承を得たという。

 スーパーツチダは昭和54年の法人設立で、総合食料品、衣料雑貨の県内大手スーパー。長岡地区を中心に燕市、西蒲分水町などで11店舗を展開している。平成7年10月、東本町まちづくり事業でCブロック開発を進める柏崎商業開発協同組合設立準備会(当時)と出店覚書を交わし、同10年10月、フォンジェのオープンとともに核店舗の「フレッシュマート・ツチダ」として開店した。

 今月末の撤退では、閉店セールなどは行わない。同社店舗運営部では「人材面も含め、既存店を集中的に強化することが、長い目で見て必要な営業政策と判断した」と話している。

(2000/ 5/19)

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