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高柳・荻ノ島で和紙による「陽の楽家」が完成

 外壁から内装まですべて和紙――高柳町荻ノ島に今春竣工したかやぶきの家「陽(ひかり)の楽家(らくや)」の完成記念イベントが27日、平山知事を迎えて行われた。

 かやぶき屋根の農家が数多く残る同集落には平成5年初夏、かやぶきの宿「荻の家」「島の家」が完成した。以来、多くの都会の人がここを訪れているが、2つの施設は元々宿泊施設だけに、交流会場としては手狭だった。そこで県の「個性豊かなまちづくり推進事業」を導入し、町が2つの施設に隣接して「陽の楽家」を建設した。

 設計を担当したのは、門出和紙の小林康生さんと親交があり、東京で建築都市設計事務所を営む隈研吾さん。普段はビルなどの設計をしており、「陽の楽家」初めて手がけたという伝統的な日本民家だ。木造平屋建て、かやぶき屋根、延べ床面積は90平方メートル。交流のための広間とトイレ、調理室というシンプルな間取りだ。

 特徴的なのは外観と内装で、小林さんとの縁から、内部の柱や床、壁、さらに外側の壁にもすべて門出和紙を張り、和紙を通して差し込む光がまゆの中にいるようなイメージで設計した。近くの人たちは「夜は月の光が和紙を通して差しこんだり、逆に内部の照明が外にやわらかな光として漏れるなど、その美しさは言葉に表せない」と話す。

 完成記念イベントは、平山知事の柏崎市制施行60周年記念式典の帰路に合わせて企画され、荻ノ島集落と交流のある長岡奉祭会の人たちがまず広間で神楽舞を披露。続いて知事や隈さん、小林さん、集落の人たちによる交流会が開かれた。また夜は童謡歌手・しらいみちよさんによる「宵(よい)やみコンサート」も開かれた。

 集まった地域の人たちに知事は「かやぶきの家と豊かな自然を守ってきたことに敬意を表したい。おいしいコメづくりや都市との交流に期待している」と話しかけていた。

(2000/ 7/28)

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