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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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夏渡で新たに管理型のごみ最終処分場を建設

 柏崎地域広域事務組合(管理者・西川市長)が今年度から2カ年継続で、市内東長鳥地内(夏渡)に一般廃棄物最終処分場の建設工事を進める。工事主体は柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町の1市2町1村。4日午前、関係者らが参列して安全祈願祭を行い、工事の無事を祈った。

 現処分場は昭和49年から昨年春まで使用したが、ダイオキシン問題などを契機に、厚生省の最終処分場にかかわる廃棄物処理法の規制に基づいて、埋め立てが困難になったことから、新たに汚水浸透を防ぐ管理型として整備を図る。場所は現処分場の隣接の沢で、広さは約45,400平方メートル。

 主な計画では、ごみを埋める貯留設備として上部に38,200立方メートル、下部に64,100立方メートルの二カ所の埋め立て地を設け、埋め立て容量を合わせて約10万2300立方メートルとする。汚水による地下水、公共用水域の汚染を防ぐため、それらの底部に二重構造の遮水シートを張るとともに、浸出水処理施設を整え、生物処理・高度処理方式で水を浄化する機能を持たせる。

 併せて、搬入道路をはじめ、管理道路など構内に総延長約1,800メートルを整備する。また、地下水監視井戸、雨水排水設備、調整池なども配置する。完成予定は平成14年3月20日。総事業費は21億60万円。同年度から供用開始を予定し、埋め立て期間は28年度までの15年間。埋め立て対象物は焼却残渣(さ)、破砕残渣、埋め立てごみ、覆土など。年間平均で約6,800立方メートルを見込んでいる。

(2000/ 8/ 4)

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