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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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人口移動調査 柏崎市は県内一の転出超過

 県統計課がまとめた平成12年県人口移動調査結果によると、柏崎市は転出超過が491人で県内112市町村(当時)で最も多く、このため1年間の人口減少数が前年の県内2位からトップとなった。昨年10月1日現在の国勢調査でも柏崎市は、原発建設の終了や企業の撤退・縮小などで県内最大の人口減を示している。

 移動調査は11年10月から昨年9月までの人口動態をまとめたもの。これによる昨年10月1日現在の人口は例年なら推計人口としての集計になるが、今回は国勢調査人口に切り替える。柏崎市は88,419人、刈羽郡では高柳町が2,502人、刈羽村が5,028人、西山町が6,976人、小国町が7,389人。

 柏崎市の1年間の人口動態を見ると、自然動態は出生795人・死亡736人で差し引き59人増。しかし社会動態では、転入2,581人・転出3,072人で差し引き491人減だった。この転出超過数は三条市の391人を大きく上回り県内112市町村で最多。また転出超過率では高柳町が1.52で、安塚町の1.71に次いで県内2位となった。こうした転出超過を大きな要因に、人口減少数は柏崎市が432人、減少率は高柳町が2.91でそれぞれ県内トップだ。

 逆に転入超過が最も多かったのは、実数で旧黒埼町の273人、率では三島町の1.60。人口増加は実数で新潟市の1,292人、率で旧黒埼町の1.69が1位だった。

 柏崎広域圏(柏崎市・高柳町・刈羽村・西山町)全体では567人の転出超過となり、県内14広域圏の中で、三条・燕圏の783人、長岡圏の635人に次いで3番目。

 一方、柏崎市からの転出の内訳は、県内へ1,242人、県外へ1,788人、その他42人。県内転出先では、新潟市の340人、長岡市の228人が群を抜いて多く、以下、上越市72人、西山町48人、刈羽村47人、十日町市・柿崎町各26人など。県外は東京都への422人が最も多い。

 柏崎市への転入は県内から1,124人、県外から1,409人、その他48人。県内では新潟市からの207人が最多で、以下、長岡市176人、上越市77人、刈羽村44人、高柳町41人、西山町40人、新津市33人、小国町32人など。県外からは東京都の261人1番多い。転出入とも県内は例年通り、新潟・長岡・上越の三市との間での動きが目立った。

 柏崎市からの転出理由は「職業」「住宅」「学業」「家族」の順、転入理由は「職業」「住宅」「家族」「学業」の順だった。

(2001/ 4/10)

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