PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
笑顔あふれ、新成人フェスに807人出席

 21世紀最初の「新成人フェスティバル」(市教育委員会主催)が憲法記念日の3日、市総合体育館で行われた。花曇りの中、807人(男性390人、女性417人)が新調のスーツや和服などでドレスアップして出席し、会場内は華やいだ雰囲気。新成人たちは久しぶりに会った友だちとおしゃべりを弾ませ、さわやかな笑顔があふれた。

 午前10時半から市内のグループ・ 祭や倶楽部(池田純子代表)のパワフルな踊りでオープニングを飾った後、西川市長が「21世紀の節目の年に成人を迎え、おめでとう。久しぶりに会う友だちと語らいをしながら、楽しいひと時を過ごしてほしい。20歳の自覚を持ち、自分の人生、柏崎、日本のために一生懸命に頑張ってほしい」と激励した。

 続いて、高校時代は市教委の子供野外教室のボランティアとして活躍し、今は栄養士を目指している大洲地区の学生・布施直美さんが新成人を代表してメッセージを述べた。布施さんは世話になった両親をはじめ、多くの人たちに感謝したうえで「一人一人の個性を発揮して、新時代にふさわしい社会を切り開いていくことを誓いたい」と力強く語った。

 「みんなの気持ちがあったかい!わたしのまちの二十歳の祭典」の横断幕がかかる会場では、まっ茶がふるまわれ、市吹奏楽団が演奏で花を添えた。また、市長と記念撮影のコーナーでは、新成人たちがちょっぴりすまし顔でカメラに納まる姿も見られた。

 一方、観覧席には保護者や一般の人ら約350人が訪れてフロアの新成人を見守った。大広田の戸田洋子さん(52)は次男の晴れ姿に「あっという間の20年だった。すくすく育ってくれたと思う。ただ、こういう時代だけに、これからの就職が心配」と話し、新赤坂町の竹内昇平さん(44)は「20年を振り返ると感慨深いものがあり、涙が出そうだ。ぜひ自覚を持って就職活動をしてほしいものだ」と一人娘の成長に目を細めた。

(2001/ 5/ 5)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。