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高柳町で散策路をイラストマップに

 水田わきや山里をのんびり歩き、心豊かな時間を過ごしてほしいと、高柳町はこのほど、じょんのび村から伸びる4つの散策路のイラストマップを作製し、門出和紙に印刷して希望者に配布を始めた。

 高柳町では10年ほど前から、農山村の自然の良さ、人の温かさを体験してもらう交流観光を進めている。町を訪れる人の中には荻ノ島や門出のかやぶきの宿に泊まって農作業体験や写生をする人もいるが、ほとんどはじょんのび村などの施設で過ごしていることから、施設でくつろぐ観光ではなく、農山村そのままの雰囲気を味わってもらうことを目指す。今年は、「歩く」をアピールしていく方針で、順次、散策・散歩コースを設定し、整備していく。

 イラストマップが出来たのは「狐のまよいみち」(3時間コース)、「栃ケ原民話みち」(1時間コース)、「大石のみち」(2時間半コース)、「じょんのびぶらぶらみち」(1時間コース)。水田や林、民家・寺社はもとより、地元の人たちが呼んでいる地名や石仏などの見どころ、景色の良い場所、上り坂や下り坂、さらにキツネやタヌキに出会えそうな雰囲気の場所まで記入した、どの地図も遊び心がいっぱいで、見ているだけで冒険心がくすぐられる楽しさだ。

 町ではこのマップを持ち歩くケースの製作も進めている。和紙を柿渋で染めて強度を保ち、和紙原料の楮(こうぞ)の皮の肩掛けひもを取り付けた。マップは無料だが、ケースは有料で販売予定。今後さらにマップの種類を増やし、多くの人から町内を歩いてもらいたいとしている。マップの希望や詳しいことは町役場地域振興課(電話41-2233)へ。

(2001/ 5/12)

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