PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
プルサーマル公開討論 国の政策トップら6人

 東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル計画をめぐる刈羽村の住民投票で、国と反対派論客が計画の必要性、安全性などについて議論する公開討論会のパネリスト6人が18日決まった。プルサーマル、住民投票について賛否の地元団体が共催し、国の政策トップがそろって来村することになった。

 推進側は河野博文(資源エネルギー庁長官)、佐々木宜彦(原子力安全・保安院院長)、近藤駿介(東京大学大学院教授、総合資源エネルギー調査会原子力部会長)の3氏。反対側は海渡雄一(日弁連公害対策環境保全委員会副委員長)、小林圭二(京都大学原子炉実験所教官)、沢井正子(原子力資料情報室核燃料サイクル担当)の3氏。

 討論会は22日午後6時15分から8時半まで刈羽村老人福祉センターで。プルサーマル計画容認で住民投票条例制定の直接請求に反対した「刈羽村を明るくする会」、署名を集めた「私たちの声を村政にとどける会」、プルサーマル反対の「原発反対刈羽村を守る会」が共催する。3団体の各1人が共同で司会進行をする。

 刈羽村では16日の議会全員協議会で、議長が提案した議会主催による国の説明会が見送りになったばかり。資源エネルギー庁の原山保人・原子力政策課長は「国のエネルギー政策、安全規制の最高責任者がそろって出席するのだから、ぜひ議論を聞き、住民投票に向けた判断材料にしてほしい。国の進めるプルサーマル計画をご理解いただきたい。もちろん、相手の議論にも応じていく」と話している。

(2001/ 5/19)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。