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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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中国の若手経済人が産大訪問

 中国の若手経済人ら23人が5日、市内軽井川の新潟産業大学を訪れ、学生、中国人留学生と学生生活、職業意識、中国の市場経済などについて意見を交わした。

 一行は日本政府の招きで5月半ばから1カ月の予定で来日し、地方日程として1週間、新潟に滞在中だ。団員は中国二十省市の34歳までの経営者と会社幹部。日本と取引はあっても、来日はほとんどが初めて。新潟では県青年海外協力協会が受け入れ先となり、ホームステイなどを行った。産大では将来ビジネスマンになる学生から地域の大学の在り方などについて生の声を聞こうと訪れた。

 この日午前は東京電力柏崎刈羽原発を視察。団長で重慶市青年連合会主席の徐強さん(33)は、来日中の報道で刈羽村の住民投票の動きも知ったと言い、「先進的な技術とともに、環境、安全面の対策が大事」と話した。また、「交通システム、企業活動など日本はものごとが秩序だっている。中国が目指すWTO(世界貿易機関)加入は日本にとっても大きなチャンス。双方の経済交流の新しい形になろう」と述べた。

 産大では構内見学、歓迎セレモニーの後、カフェテリアで学生らとテーブルごとに懇談。経済学部3年の男子は中国を生産拠点とする日本企業の活動、中国の1人っ子政策などについて尋ねた。また、人文学部4年の留学生・宋暁瑞さん(38)は日本での学生生活などについて質問を受けた。宋さんは「日本で母国の人たちと会えてうれしかった」と笑顔をのぞかせた。最後は和気あいあいのうちに全員で記念写真に収まった。

(2001/ 6/ 6)

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