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市の高齢化さらに進む。65歳以上22.7%

 市が今年3月末現在で調べた市内の65歳以上の高齢者人口は19,600人余りを数え、住民基本台帳による高齢化率は22.7%になった。前年同期に比べて0.7ポイントの増加を示し、高齢社会が一層進んでいることが分かった。

 調べによると、65歳以上の人口は男性が8,051人、女性が11,591人の合わせて19.642人。男女別の割合は女性が全体の59.0%、男性が41.0%だった。前年同期の19,128人(男性7,814人・女性11,314人)に比べ、男性が237人、女性が277人増えた。

 住民基本台帳による市の総人口(86,648人)に対して、65歳以上の高齢化率は22.7%になった。過去の推移では1985年に13.7%、90年に16.1%、95年に19.0%。97年には20.1%と20%台になり、その後も前年同期比で0.4−0.7ポイントずつ伸び続けている。 

 2000年度の県平均の高齢化率は21.0%、全国平均では17.1%。これらと比べると、本市は1.7ポイント、5.6ポイントそれぞれ上回り、高齢化が先行する形で進んでいるといえる。

 こうした状況に、市福祉課では「高齢化率の上昇は高齢者人口が増加傾向で推移していること、その一方で、率を算出する市の総人口が前年同期よりも430人減っており、分母が小さくなったことも挙げられる」とした上で、「高齢社会を迎え、いつまでも元気に過ごせるように施策の充実を一層図りたい」と話している。

(2001/ 8/ 8)

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