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国営土地改良の栃が原ダム着工

 柏崎刈羽の慢性的な農業用水不足の解消を目指す柏崎周辺国営土地改良事業で、栃ケ原ダム(高柳町栃ケ原)建設の本体工事・第1期がこのほど始まった。ダムの完成は2006年度の予定。今年度は工事用道路の整備、工事中に河川を迂(う)回させるトンネル排水路の掘削などを行う。

 栃ケ原ダムは、堤高52.7メートル、堤頂長152.5メートルの直線重力式コンクリートダムで、有効貯水量230万トン。今回の国営土地改良事業では、市内・市野新田、西山町・後谷にもダムを計画しているが、栃ケ原は3つのダムの中で一番大きい。事業主体の北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所では、1997年の事業採択以来、測量・設計、工事用大型車両の進入路ともなる町道栃ケ原門出線の付け替え工事、地盤の調査、地すべり防止対策など、ダム本体建設に向けて準備を進めてきた。

 本体工事の1期分は今年度から2004年度までの4年にまたがるもので、工事費は約50億1900万円。7月18日には入札が行われ、市内の建設会社も入った3社の共同企業体が落札。作業所の設置など準備作業に入り、8月下旬には、本格工事を前にして、地元の栃ケ原や門出の地区役員らと交通安全対策などについて打ち合わせもした。

 水利事業所、施工企業体によると、これから測量を手始めに、現場に作業用電気を送る設備や、コンクリート製造プラントを設置する用地の整備に取りかかり、今月下旬からは、ダム完成時にせき止める境川(鯖石川上流の支流)を工事中に迂(う)回させるトンネル排水路(延長223メートル)の掘削を開始する。さらにダム全体を支える岩盤を露出させる工事、ダムの基礎の下から水が漏(も)れることを防ぐための工事などを順次進めていく。

 現場で実際に鉄筋を組み、ダム本体のコンクリート打設に入るのは2003年秋を予定。ダム全体の体積は12万6000立方メートルだが、第1期工事ではその68%に当たる85,600立方メートル(高さ約33メートル分)を打設する。

 ダム本体のすぐ下流側では、本体工事とは別に、V字型の谷に付け替え町道の橋を架ける工事を進めており、現在は橋台を施工中。来年秋には桁(けた)を架けて完成させ、ダム工事の際にもこの道路を使用することになる。

(2001/ 9/ 6)

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