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「地震・火災」想定し、2000人が防災訓練

 枇杷島・半田地区を対象にした市総合防災訓練が29日午前、市立鏡が沖中で行われた。地域住民や防災関係者合わせて約2,000人が参加し、防災への理解と意識を高めながら、万一の事態に備えて真剣な表情で取り組んだ。

 総合訓練は今年で8回目。今回は「29日早朝、マグニチュード7.5の地震が発生。家屋の倒壊、火災で多数の死傷者が出た」という状況を想定した。午前8時半に防災行政無線で訓練開始が告げられ、住民は一斉に避難を開始。消防団員や町内会役員らの誘導で鏡が沖中に次々と集まり、地域内の保育園、小学校からも園児・児童約220人が避難してきた。また鏡が沖生徒391人は、発煙筒がたかれる中、教職員の誘導で続々と屋外に出た。

 集まった人たちを前に、災害対策本部長の西川市長があいさつし、「訓練することで自分の命を救うことができる」と意義を強調。続いて消防署により、事故車両からのけが人救出、学校火災を想定した放水の訓練が行われ、署員のきびきびとした動きに参加者の視線が注がれた。

 一方、住民訓練の初期消火では、消防署員が参加者に「消火器のホース先端をしっかり持ち、炎ではなく燃えているものに消火剤を」などとアドバイス。関町自主防災組織による倒壊家屋からの救出救助、負傷別に処置するトリアージ訓練も行われた。会場には国土交通省の災害対策本部車が展示されたほか、煙体験や炊き出しなどの光景が繰り広げられた。

(2001/ 9/29)

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