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栃ヶ原ダムの仮排水路掘削着手

 国営土地改良事業の栃ケ原ダムで、ダム建設工事中に河川を迂(う)回させる仮排水路(トンネル)掘削工事の安全祈願祭が二日、高柳町栃ケ原地内の現地で行われた。仮排水路掘削はダム本体建設で最初の工事。ダム完成予定は2006年度だ。

 栃ケ原ダムは1997年の事業採択以来、測量・調査・設計、工事用大型車両の進入路ともなる町道栃ケ原門出線の付け替え工事、地すべり防止工事などが進められてきた。本体工事の第一期分は今年度から2004年度までの4年にまたがり、工事費は約50億1900万円。7月に入札が行われ、市内の建設会社も入った3社の共同企業体が落札した。

 仮排水路は、ダム本体を築く際に、V字形の谷を流れる鯖石川上流の支流・境川を迂回させ、水が流れるようにするもの。右岸側の山の中に延長223メートル、幅1.8メートル、高さ1.95メートルのトンネルを掘削する。掘削は今年度で終了し、来年度早々に河川の締め切りと仮排水路への切り替えを実施。これと同時にダムを支える岩盤面の処理工事に入る。実際に現地で本体のコンクリートを打ち始めるのは2003年の秋になる計画だ。

 国営土地改良事業は、柏崎刈羽地域の慢性的な農業用水不足を解消するため、高柳町栃ケ原、市内市野新田、西山町後谷の3カ所にダムを建設する。栃ケ原ダムは有効貯水量230万トンで、堤高52.7メートル、堤頂長152.5メートルの直線重力式コンクリートダム。

(2001/10/ 3)

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