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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


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工科大が専門学校と提携

 市内藤橋、新潟工科大学(丹野柱ウ学長)と長岡情報ビジネス専門学校(後藤靖夫校長)はこのほど、資格取得講座への工科大生の参加など教育の充実を目指す提携協議を続けることに合意した。早ければ年度内にも協定を結び、来年度から具体的な活動に入る。

 工科大は新潟産大と単位互換協定を結び、柏工などと高大連携を進めているが、専門学校との提携は初めて。今回の合意では(1)同専門学校生の3年次編入(2)同専門学校の資格取得講座への工科大生の参加(3)工科大講義・実験への同専門学校生の参加と専門学校の単位認定(4)就職対策での連携――が検討事項に挙げられた。このうち、工科大の編入学制度は従来からあり、情報電子工学科では5人の定員枠がある。

 大学、専門学校の枠を超えた提携は、工科大が今夏、学生募集で長岡情報ビジネス専門学校を訪れた際、提案された。工科大では教育内容の充実、学生ニーズにこたえるサービスとして前向きに検討した。情報処理関係の資格取得講座は従来から大学で開いているが、実務に強い専門学校のノウハウ活用、公務員試験志望者への新たな対応策として専門学校の講座受講に道を開くことを視野に入れた。

 一方、専門学校生の聴講は従来の高大連携を広げる形で教員による特別講演、出張講演などを考える。講義・実験への参加はさらに学内で検討する。工科大情報電子工学科の金井靖教授は「本県は専門学校への進学率が全国で一番だが、より高度な内容を学びたいという学生を受け入れる役割を大学は担っている。また、大学としては本学学生のニーズにこたえる体制整備に努めたい」と話している。

(2001/10/25)

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