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柏崎駅前景観向上へケヤキ植樹

 市は31日、JR柏崎駅前でケヤキの植樹セレモニーを行った。駅周辺の整備に向け、昨年度まで2カ年にわたって検討を進めた市議会の前柏崎駅等周辺整備特別委員会が提言を行い、この実現の第一歩。澄み切った秋空に枝を広げる2本の木に、関係者が思いを込めつつ、土をかけた。

 同委員会は1999年6月の第1回目を皮切りに、駅周辺の整備を目指して実に20回以上の会合を開いた。この一環として緑化プランの提言を行い、そのための経費が今年度の市予算に計上された。また、植樹は県が取り組んでいる新潟緑の百年物語事業の一環ともなった。

 セレモニーで西川市長は「特別委員会の研究の具体的な踏み出しの成果であり、2本の木を植えただけでも、これまでと景色が違い、意味のある植樹だ。駅に降りた人にうるおいを与え、駅前の雰囲気を高める大きな一助になる」と述べ、柏崎駅の近山駅長は「出発や出会いの場の駅にふさわしい植樹」と喜んだ。

 2本のケヤキは35―40年もので、目通り70センチ前後、高さ7メートル近く。行政、議会の関係者らのほか、枇杷島保育園児の代表を交えて木の根元に土をかけ、周りにコグマザサ、葉ボタンも植えた。同委員会で委員長を務めた金子市議は「ようやく念願の植樹がかない、景観が変わった。これを第一歩として、これからも駅周辺を見つめていきたい」と話した。

(2001/10/31)

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