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産大が資格取得講座を来年度開設

 市内軽井川、新潟産業大学は来年度から学生や社会人なども対象に、税理士、ビジネス実務法務、簿記など資格取得の支援体制を拡充することを決めた。JR柏崎駅前の学生研修センターを中心に学内外の講師陣が指導するほか、資格取得を目指す学生の部活動に予算づけするユニークな試みも検討している。

 産大では従来から公務員試験講座を春、夏の集中講座の形で開いてきた。資格取得は近年、就職活動とのかかわりで学生の関心が高く、受験生から「大学に入ったら資格が取れるか」などの質問が出るようになった。産大では就職に有利とされるビジネス実務法務でゼミの担当教授が指導、合格させた実績があり、生涯学習や地域交流の面からも、資格取得の支援策を全学的に拡充することにした。

 新たに講座を開設するのは税理士、簿記、パソコン検定、ビジネス実務法務、中国語。外部委託の講師も検討し、毎週夜間に開講する方向だ。資格試験の状況によっては集中講座とするなど、開催方法、期間、受講料など詳細は今後、担当教授らが詰める。

 一方、講座の受講だけでなく、同じ資格取得を目指す学生の自主的な集まりには文化部と同様、予算づけを検討している。研修センターで活動の場を確保し、顧問をつける。1人しか受験者がいない資格試験でも、学生が合格した場合、受験費用を何らかの形で補てんを考える。

 検討委員会委員長で生涯学習センター所長の梅沢精教授は「受け皿を作ってやれば、学生の潜在的なニーズにもこたえられる。資格取得に励むことで、大学本来の講座が活気づくことも期待したい」と話している。

(2001/12/ 4)

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