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宮川コミセンが70年ぶりにカルタ復刻

 市内の宮川コミュニティ振興協議会(金子盛雄会長)が今年、同地区コミセン20周年を記念して「高浜郷土いろはかるた」の復刻版を作った。ふるさとへの思いを込めた初版が作られて以来、およそ70年ぶり。1月1日の元朝体操会では地区体協(田中尚栄会長)と共催で、この復刻版をもとにして作ったジャンボかるた取りを行う。

 「かるた」は1933年、高浜尋常高等小学校の郷土学習の資料として作られた。高浜に生まれ、高浜のことをよく知り、高浜を大事にし、もっと高浜を発展させていく人間に育ってほしいとの願いから、当時教員だった高木栄太郎氏が中心になって作文を、校長で洋画家の上村義平氏が絵を描いた。

 約70年を経て、同コミセンの記念事業として何か形になるものを残したいと復刻版の製作が提案された。同地区では70年代に「かるた」の写真を撮影して額に納めたことはあったが、現物の復刻は初めて。椎谷の山崎武さんが、「かるた」を保存していた同所出身で東京在住の小林善雄さんから借り、48枚の読み札、取り札をそれぞれ完成させた。 

 読み札には「いかつり舟の灯(ひ)が見える」「ぬたの味よし初いわし」「お茶水江戸の水清き」「絶景坂の名は高し」など郷土色がたっぷり。中には「粗末にするな郷土の恵み」「平和の里に福来る」などもあり、現代に通じる。同協議会ではすでに地区内全戸に「かるた」を配った。

 元朝体操会は1日午前7時から同コミセン。A4サイズに拡大して、ジャンボかるた取りを計画し、新しい年の幕開けを楽しむ予定だ。「かるた」の問い合わせは同地区コミセン(電話35-2002)へ。

(2001/12/28)

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