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市の電算化,期待込めて稼働

 市は4日から、戸籍事務の電算化をスタートさせた。これまで紙で保存していた戸籍をコンピューター処理し、事務改善と行政サービスの向上を目指した。新システムの稼働を前に、セレモニーが行われ、西川市長がコンピューターの電源を入れると、周囲から大きな拍手がわいた。

 戸籍事務は制度発足以来、紙にタイプライターで打ち込みが行われていたが、1994年の戸籍法の改正に伴い、コンピューター処理ができるようになった。このため、市では今年度から2カ年継続で作業に着手。初年度は現在の戸籍などをマイクロフィルムにおさめ、それをもとに更新データに配慮しながら電算化を進めた。

 市では、コンピューターによる保存・処理で、戸籍の作成や内容の確認が早く、正確に行える。また、証明書を発行するまでの時間も短縮される。さらに、戸籍情報を磁気データとして保管するため、火災など災害に強い管理体制が期待できる――などとしている。

 セレモニーで市長は「人一倍間違いのあってはいけない仕事であり、大変な神経を使ったと思う」と労をねぎらい、「電算化によって書式が変わり、迅速になる。万が一に備え、永久保存に万全を期すことで目に見えない安心を与えるなど市民に役立てられると思う」と述べた。

 この日は電算化第1号として、市内藤井の会社員・武田安教さん(26)が先月21日に生まれた3人目の子どもで、長女・愛実ちゃんの出生届を出した。市長から電算処理された全部事項証明(旧戸籍謄本)を受け取り、武田さんは「ちょっと緊張したが、うれしい記念になった」と笑顔で話した。

(2002/ 3/ 4)

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