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移乗式車いす、産学研究を事業家へ

 市内の製造業6社などでつくる福祉介護機器研究会(黒金誠代表)は15日、2年越しで開発に取り組んでいる「移乗式車いす」の改良試作機のモニター試用を市内畔屋の特別養護老人ホーム「むつみ荘」で始めた。職員の協力、評価でさらに改良を重ね、事業化を目指す。

 会員関係者らは自らのけが、介護、ボランティア体験を通じ福祉介護機器への関心を深め、調査、本格的な設計、製作を進めてきた。今年度、市、柏崎商工会議所、業界でつくる柏崎技術開発振興協会の初めての産学共同研究支援事業に市が負担金を出し、新潟工科大学、福祉関係者らが助言。医療機器の会社もオブザーバーで参加した。

 移乗式車いすはリクライニング機能をもたせ、背もたれなどを担架のように平らにしてベッドの上に差し入れる。1人で乗り降りできない人を持ち上げずに座面に移せることから、介助の負担軽減ができる。昨年、試作1号機を作って福祉関係者の意見を聴き、アンケート調査を行った。改良機はレバー操作で座面を昇降させることができ、リクライニングの専用部品や、手押しハンドルのブレーキを付けるなど機能向上を図った。

 「むつみ荘」では改良機の操作性などが「素晴らしい」と評価された半面、安全確保のため手順マニュアル、安定性の向上などが求められた。工科大の中嶋新一教授は施設の指導員らと仕様などについて検討し、「車輪をエアー式にするなど乗り心地にも配慮し、昇降レバーの操作性を高める必要もある」と指摘した。

 黒金代表は「1号機に相当の改良を加え、9割方仕上がったと思う。1カ月の試用で評価を受け、さらに安全性の向上などを図りたい」と話した。今後はデザイン設計や特許など事業化にかかわる調査も行う。

(2002/ 3/16)

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