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拉致問題の家族ら、首相に救出訴える

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本人拉致疑惑で、1978年に柏崎で行方不明になった市内土合、大学生・蓮池薫さん=当時(20)=と同平井、美容指導員・奥土祐木子さん=同(22)=の両親、父親ら8家族14人が19日、首相官邸で小泉純一郎首相と面会し、早期救出を訴えた。家族が現職首相に会うのは故小渕恵三元首相、森喜朗前首相に続き3回目だ。

 家族は拉致問題の解決を求める要望書と署名約24万人分を小泉首相に手渡した。提出署名はこれで173万人分以上となった。家族らによると、小泉首相は「拉致問題の解決なくして日朝(国交正常化)交渉の妥結はない」と答えた。また、政府の「拉致問題に関するプロジェクトチーム」の長に就いた阿倍晋三・官房副長官は「政府はチームをつくって対応している。今までより進展があると思う」と答え、捜査を洗い直す意向を示した。政府は同日、副大臣と関係省庁でつくるプロジェクトチームの初会合を開いた。

 首相への要望書では「今年1月、母親の1人が娘との再会を夢見つつ他界した。家族は病床に伏したり、高齢になっている。政府の『粘り強く』という言葉が、家族があきらめるまで粘り強く、とすら聞こえる」と訴え、「コメ支援は何の効果も上げていない。1日も早い救出へ、断固たる姿勢で対応してほしい」と求めた。また、阿部官房副長官への文書では、北朝鮮に期限付きで解決を迫り、応じない場合は(1)北朝鮮船舶の入港禁止(2)在日朝鮮人への再入国許可の停止(3)第三国経由も含めた北朝鮮への送金禁止−−などを求めた。

 蓮池さんの母親ハツイさん(70)は小泉首相の手を握り、「私たちは25年も我慢してきた。命をかけてやっている。総理も自分の子供が突然いなくなったらどんな気持ちですか」と訴えた。奥土さんの父親一男さん(74)は面会について「総理の声は聞こえないほど小さく勢いもなく、がっかりした」とし、「救出運動を始めて6年。今さら身の危険などと言っていられない。家族は覚悟をしている。一刻も早く答えを出してほしい」と話した。

(2002/ 3/20)

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