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再スタートの森林公園で和紙の芸術

 1日から小国町の直営施設となった越後おぐに森林公園が27日に今シーズンの営業を開始し、午前7時から大橋町長らがテープカットを行って、再出発に心を新たにした。公園内の紙の美術博物館では、小国和紙による「小国の天地」展もスタートした。

 この日は早朝の開園式ながら、大橋町長、樋口町議会議長をはじめ、議員や地域の人たち、町職員ら大勢の人が集まり、入り口ゲートで花火を合図にテープカット。施設の町営化・一体化には町民、議会の間にいろいろな議論があったことを踏まえ、大橋町長はあいさつで「多くの人からいただいた意見と心配りをしっかり踏まえ、新時代に対応した公園づくりを進めたい」と決意を表明した。樋口議長は公園の地がかつて縄文人の暮らした場所だったことに触れ、「自然に返り、原点に返り、新しいスタートをしよう」と呼び掛けた。従業員の紹介と決意披露も行われた。

 紙の美術博物館では森林公園再スタートを記念して、同町と親交の深い東京の紙商・坂本直昭さん協力による紙展「小国の天地」が開幕。同町苔野島の中村英一さん、小栗山の片桐三郎さんの所で漉(す)かれた小国和紙を使い、坂本さんがイメージする小国の四季を表現した作品の展示で、夏草の勢いを表した「夏草炎々」、野を渡る秋風を感じさせる「秋思野々」など、独特な作風で圧倒。作品を前にして、議員の1人は「和紙の素晴らしさを改めて感じた」と話していた。「小国の天地」は入場無料。6月30日までの展示で水曜が休館。時間は午前10時から午後5時。

(2002/ 4/27)

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